情報商材屋さんについて思うこと
・タダほど高いものはない
・絶対、断言、日本一なんてない
・ヤバいとか、知らないと損するという煽りに注意
・フォロワー数は信頼の証ではない
・稼いだ額で評価するかは人次第
無料プレゼントするのはその人がいい人だからじゃなく、フォロワーを増やしあなたをLINE公式アカウント(旧LINE@)に誘うため。強いては自分の情報商材やスクールを売るため。「皆さんのためにこの商品を作りました!」というと清々しいが、「皆さんのために無料プレゼントします!」というのは良心を装った感じがして気持ち悪い。
何千円もキャッシュバックしてクレカを作らせたり、証券口座を解説させるのはそれ以上に金が儲かるから。多くの人がお金の管理力や感覚を鈍らされるリスクに気づけないから。
一見、企業がリサーチレポート等を無料プレゼントしてリード獲得するのと何が違うんだ?となったけど、「稼げるかもしれない」という価値を売るのと、実際にビジネス上の課題を解決するSaaSやサービスを売るのは違うよなと。
一方で、今読んでるスモールビジネスの教科書によると、稼げるビジネスというのは「相手のペインを除去するもの」ではなく(それをするとビジネスが終わるから)、相手の「売上が上がるかもしれない」という欲望の手助けをするビジネスらしい。例えばPRTIMESなどプレスリリースを打てたり、マッチングアプリのような「彼女ができるかもしれない」という欲望をもとに、その手助けをするような。
こう考えると情報商材屋もあまり変わらないのかもね。たぶん彼らもフォロワーを心理的にサポートしたり、実際に数万とか稼ぐまでサポートしたり、コミュニティを作って仲間を作ってあげたりといった価値を提供してるだろうし。「買ったけど全然稼げませんでした」みたいな詐欺商材を売っててもあそこまで人気にはならないだろうから。